のんだくれ
梅昆布茶

のんだくれ男とやさぐれ女
とぎすまされた場所にはそぐわない

だれも無関心のふりの都会で
新宿で乗り降りするほどの乗客

手を繋ぎたい天使が裏帳簿に記帳されて
探している煙草は違ったポケットに入っている

だいじょうぶ僕はなんとかやっていくから
自分なりのおもしろさを大切にして

ガールズバーのいつもの彼女が
歌舞伎町の寒い真夜中に生足で素敵にアルバイト

とんがった事はないがある意味いま
いちばんとんがっているのかもしれません









自由詩 のんだくれ Copyright 梅昆布茶 2019-12-24 09:28:47
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