クリスマスローズの妖精
丘白月


雪が降るように無数の愛が降る

語らず求めず大きな愛が降る

妖精は樅の木で待ち合わせ

花びらが降るように飛んでいく

バラの香りは小さな蝋燭に咲く

赤い炎が揺れる夜にあじわう

降り積もる愛の住人になりたい

妖精が用意する記念日から



自由詩 クリスマスローズの妖精 Copyright 丘白月 2019-11-19 20:25:28
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