混ざらぬ色のままで
森田拓也

冬の蝶 三句

冬蝶のあでと少しの寂しさと

手をのがれまた花に行く冬の蝶

冬蝶もその影もまた花を去る


くづさずに輪郭りんくわく保ち冬の雲

その色のごとくに香る蜜柑かな

立冬りつとうや野良たちの無事祈りつゝ

粉雪が盲人のに触れにけり

舞ひ上がる雪や敵座頭市ざとういち 🔪





俳句 混ざらぬ色のままで Copyright 森田拓也 2019-11-15 19:36:50縦
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