ミナト 螢

花が散った後の
道を誰かと
走ることでまた
輪になる自転車

舞い上がる
蝶のような
羽根をした
春の証に
触れてみたかった

祈りの日を忘れた
僕たちは
地球と目が合う
恐れや不安を

心に持ち帰るまで
並んでた
美味しいものより
大切にしたい


自由詩Copyright ミナト 螢 2019-10-17 20:04:03
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