夢のツイート
なけま、たへるよんう゛くを

夢。南海の島の超高層ホテルに泊まる。窓を開けて風を入れる。ホテルの傾斜と麓の漁師町と、広大な海原が一望できる。独身旅行で大変だったので暫く部屋でだらけようと思う。ずっと遠くで空と海の境界を見極めようとするが、叶わない。環礁か何かあるらしく、紺碧の海には色が濃い箇所がまだらに点在。

そうだ、誰に見せるでもないが写真を撮っておこう。少し目を離した隙に、空模様は極悪に。ビルは高く景色の中で空が占める割合は地表より多い。目の前の低空で灰色の雨雲が渦巻いておりド迫力。これはこれで面白いかなと携帯で撮影。付近はまだ降り始めていない。何か一転あったが忘れた。雨が止む。

水平線の左端から、まるで帯か何かを引きずるように雨が引き上げ始め、再び色彩の強い海洋が姿を覗かせる。何かウキウキする。窓から乗り出し撮っていると、頭上に残り雨が来たらしく冷や水を浴びる。ビルなので纏まった雨水が滝の如く来る。スマホを落とす心配をするが、斜面に返しが付いており安心。

スマホの映像を見返していたら、驚いて引っ込んだ拍子に室内の机上の置き鏡に自分の顔が映っていたので編集で切り取る。またもや雨雲が形成されていたが、今度は膨大な水分量の薄赤いスライム状のものが内部でうごめいており明らかに異様。この異国に独特の天気なのかなと強いて納得する。目が覚めた。


散文(批評随筆小説等) 夢のツイート Copyright なけま、たへるよんう゛くを 2019-10-10 02:06:24
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