誕生日
はるな



生きるのがやだったから死んでた
少女で
わからなかった
つめたいキスのさなかで
まぼろしをゆめみたり
空気に番号をふったり

誕生日のあと
起きあがった
世界の ふちのところが
すこしもりあがって
死んだふりをするのたちをつないでるのを
ちょっといじわるだなっておもってみてた



自由詩 誕生日 Copyright はるな 2019-09-26 23:31:02
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