柳の妖精
丘白月


柳の下で雨宿り

枝が雨だれのように
頬に跳ねていく

雨音は風の音
妖精のいたずら

僕は一人なんだ
妖精さんも一人なの?

ずっと雨宿りさせてよ

話したいことが
たくさん
たくさんあるんだ



自由詩 柳の妖精 Copyright 丘白月 2019-09-20 18:22:56
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