東の朝
秋葉竹



優しさが
流星のように降り注ぐ
あの《恋棄て》のあとの言の葉


清く堕ち
十字架が好きファッションで
汚れた愛がきらめく白銀


苦しみが
人の数だけある意味は
みんなが優しくなれるからだよ


秋を知り
この名月や焼き芋や
レモンの詩をみて朝まで起きよう


神様の
心が心底わかるなら
人って、生きてく意味さえ無くなる


そんなとき
東の朝から真っさらな
優しい笑顔で昇る運命







短歌 東の朝 Copyright 秋葉竹 2019-09-13 07:33:24
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