ネトウヨとは何か?
一輪車

保守と呼ばれる言論人のなかには聡明な女性が多い。
じぶんのご面相のことは棚に上げて申し上げると、保守系の女性論客には美人も多い。
とくに精神の美しさが顔に凛として出ている人となると沖縄の我那覇真子さんだろう。
決して美人ではないが、ほんとうに美しいのである。
たとえばこの演説を最後まで聞いてみなさい、心打たれますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=d7Cr4JDH_Ls
しかし、言論の聡明さでいえば有本香さんだろう。
有本さんは保守系の言論人とみなされている。
そして頭の悪いサヨクからは「ネトウヨ」と呼ばれている。
わたしもどうやら「ネトウヨ」という生き物らしい。
「ネトウヨ」がなんであるのかさっぱりわからないのでずっと考えてきた。
まず、左翼、右翼という政治的党派性の区分けが、一瞬にしてなされるらしいのだが、
頭の悪いサヨクにいわせれば有本さんは「右翼」ということになるのだろう。
しかしわたしは有本香の発言をずっと聞いていて、この人が「右翼」と思ったこともないし
「保守」と思ったこともないし、「ネトウヨ」と思ったこともない。

総じて、サヨクリベラルの女性論客はどこからみても「サヨク」にしか見えないのだが、
保守論客とみなされている女性たちはおしなべて党派性が薄いのです。
我那覇真子さんや有本香さんが、どうして「右翼」だの「ネトウヨ」だのといわれるのか
ずっとわからなかったが最近ようやく、わかった。
我那覇さんも有本さんも、特徴的なのは「間違った論理」への反抗性である。
政治的立場なんかどうでもいいのだ。とにかく「ことば」の整合性にこだわる人たちなのだ。
その論理が党派性によって歪められることが耐えられない。
そういう女性は必ず「保守」と呼ばれ「ネトウヨ」と呼ばれる言論的立ち位置に収まって
しまう。

わたしも政治的な立場はうやむやである。マルクスがいったように生活のためにはカネ次第で
右にも左にもころびかねない一番始末におえない存在=ルンペン・プロレタリアートである。
正直、右も左もどうでもいい。
しかし、ことばにだけはうるさいのだ。これは知らぬふりをして跨いで通れない。
論理にウソがあるとそれがサヨク的正義であれなんであれ、「ふざけんなよ」となる。
これは、
保守論客と呼ばれる女性評論家や保守活動家と似ている心的構造である。

自称、思想家を恥ずかしげもなく標榜している内田樹という男が『ネット右翼とは何か』
という文章を書いていた。一読、なんでこんなアホが大学で教鞭などとっていたのか、
この国は狂っているとおもった。曰く、

  【私が気にかかったのはネット右翼の語り口の定型性である。
   私は語り口が定型的であることは書き手の知性の否定的指標だと思い込んでいたが、
   話は逆らしい。この定型性は意図的に構築されているのである。

かつて「教条主義」が批判されたが、まさしくいまのサヨクリベラルこそは、どなたが
口を開いてもいうことは同じではないか。
基準があって、その基準に合っているかどうかだけ話し合うわけでしょうが。^^ じぶんたちの信仰するサヨクリベラルを疑ってはいけないのだ。
つまり宗教に近い。
だが語り口が定型的な「ネトウヨ」など一人もいない。ある意味、いま「ネトウヨ」とアホサヨクから揶揄されている人たちほど
多種多様な言論や研究に従事している存在はいない。しかしサヨクリベラルはまるで金太郎飴
のようにどこを折っても同じ顔がでてくる。
この内田という男はおそらく『正論』など一度も読んでないだろう。むつかしいおフランスの
最新の思想哲学を密輸することに必死なのだろう。
何も調べないで読まないで定形的なイメージを半世紀も保守に抱いていきてきたこの老害思想家を憐れむ。


散文(批評随筆小説等) ネトウヨとは何か? Copyright 一輪車 2019-08-16 17:18:48
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