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あなたは頭にてをあてて、「願いましょう、ほしがりましょう」といいます。
それを聞きましたら、「わかりました」というのです。

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怪我をしたら、その血がぢめんに落ちる前にすることがあります。
いちどこめかみをさわって、「カベがあります」と唱えておくのです。

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首の内側がゆれていますか？
それはあなたの中がちがうものになっているのです。

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星がよく出ていれば、とくに良い。
「ジュエルの魔物、ジュエルの精霊、ジュエルの魔物、ジュエルの精霊・・・・・・」
そうとなえて、魔物にしたい人の顔を思い浮かべます。（そうなるまでです）

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缶詰をあける前には、いちど逆さまにして「カベはこちらです」ととなえれば、腐っていないでしょう。

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トライアングルで円をかけば、かならず魔法陣になります。

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夏のまちの迷路などは、もっともちかい入り口になります。
なにか、機械のもの。木でできたもの。髪の毛でできたものが置いてある場所は出口ではありませんから。

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ぜったいに信じなくてはいけません。
あなたがはなしている相手はこの世界のだれよりうたぐりぶかいのです。

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そして、かれらは、必ずうらぎります。
そのときも信じていますと言わなければいけません。
でなければ、「おまじない、おまじない」と声をかけ、殺します。

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では、その頭をぬりましょう！
水性ペンキでもかまいません。あなたのすきな色でおしゃれに・・・（写真）

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レモンジュースを牛乳にくわえてよくかき混ぜたものを、あげます。
そして、「あなたが、すきです」というのです。

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松の実をよく絞りましょう。その油に石をつけておけば、あなたは不死になる。
でも、事故には気をつけましょうね。お父さん、お母さんをしんぱいさせないように。

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おまじない、おまじない、おまじない・・・、それでは豊かになりません。
ですが、それはあるのです。
あなたの肩の生き物は実は、存在しません。しかしあるのです。
あなたをののしりつづける豚のようなものも、あなたいがいには見えません。
しかしあるのです。
あなたの中にたまりつづける毒（なぜか気分が悪い日（40ｐ））、死神の鎌（あなたが死ぬ日を知る（41ｐ））もです。
あることを忘れてはいけません。おまじないは帰りませんので、最後までいるのです。