いい加減な
梅昆布茶

新鮮をたもつことはむずかしい
いつもそれはてもとから去ってゆく

この瞬間の永遠を画布に塗り込めて
とっても地球が重い日にぼくは

だれかの友達 になることを決めたんだ
彼もしくは彼女はすくなくとも心の糧を奪うことはない

新鮮をたもつことはやさしい
軽薄と紙一重の現在をやすやすと

真実と入れ替えて
素知らぬふりをしていればいいだけなんだから

くらげみたいな
新鮮とはなんだろう

夕方のスーパーの値引 した
お弁当が大好きで僕はけっこうそれで生きてきた

いつもあたらしい友達ができるわけでもない
でも素敵なふるい友達もいくらかはいるんだ

ほんとうのことをいっしょに歌いましょうね
やすやすと閉ざされないように

自滅的少女愛で自分なりに
健康的に生きたいものです

壊滅的な選挙が終わってまた
ルシフェルにたずなをわたさないように

またあなたに逢いたいと
おもっているのですから




















自由詩 いい加減な Copyright 梅昆布茶 2019-07-22 19:59:20
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