昼の詩 2
田中恭平


皮膚感覚

摩耗して
いわゆる
ストレスをつくる
のか
キーンと耳鳴りがして
その間にも
善行に励むひとは
よい顔だったし
ながれに身を任せるひとは
みな同じような顔であったし
わたしの
内で
罪人は
断罪されつづけていて
やれん
眠りたいのだけれど
・・・・・・
夜眠れなくなってしまうかも
という不安が降る
晴天の空に
うっとおしいほどの暑さの
晴れ間のなかに
本を読んで
落ち着こうと思ったのに
本はときどき
驚かせる
やれやれと
雑巾を絞る
今朝からの
ハムエッグが冷えている
みなあるべき場所へかえれないのだ
わたしは
灯りを消す

 


自由詩 昼の詩 2 Copyright 田中恭平 2019-06-25 13:43:56
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