音楽に感覚が横たわって
朝焼彩茜色



音楽の花の大地に星も降る
色彩が瞬き心に透き通る
風につられて 心地よく時間を置いて
手を合わせる

何かと繋がり その何かを考えずにすむ
心の置場所 雛を巣にそっと置くように
全ての風にぬくもりの子守唄を添えて
控えめに生きている 細い細い筋の光
道標の瞼 ひんやりとキャッチする

手のひらを捧げて降ってきた星が乗る
遠く遠くでシンクロする気配に心を撫で下ろす
1人でもなく同じでもない

音楽を敷き詰めた大地に足が溶ける想い
ふらっとくらっと ステップする
永遠に大人には成れないなと
既に大人に入り口に音楽が立っている
気配と香りとを描いて


自由詩 音楽に感覚が横たわって Copyright 朝焼彩茜色 2019-05-26 10:30:02
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