代わり
赤椿

もうそこには居ない貴方の

細くて白い指を想い描いては

泣きながらなぞっているのです

貴方の声を懐かしんでは

脳内で何度も何度も再生して

いつになったら

貴方の代わりがそこに座るのでしょうね


自由詩 代わり Copyright 赤椿 2019-05-15 23:06:33
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