【 タイムマシン 】
豊嶋祐匠

  
  
  
  タイムマシンに乗れたなら
  
  
  宇宙の誕生も、恐竜の時代も選ばない。
  
  
  タイムスリップの目盛りは、マイナス1日。
  
  
  そう、君と別れた昨日の夜に戻りたい。
  
  
  君に言えなかった「 愛してる 」
  
  
  ただ、それだけを言いたいんだ。
  
  
  
  
  
  
  タイムマシンに乗れたなら
  
  
  僕らが居ない、遠い未来に行きたくはない。
  
  
  タイムスリップの目盛りは、プラス1年。
    
  
  そう、君を愛した証しを知りたい。
  
  
  彼の目に映る、君と僕。
  
  
  ただ、それだけを見たいんだ。
  
  
  
  
  
  
  
初作 2001.3.6
  
  


自由詩 【 タイムマシン 】 Copyright 豊嶋祐匠 2019-05-06 21:28:10
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