微睡みの午後(改訂)
ひだかたけし

遠くの森のザワメキが

木霊するよな青空に

白雲一つ漂って

微睡みの午後に呑まれていく

遠い遠い感覚が

辺りを静かに支配して

わたしはぼんやり日溜まりで

胡座をかいて座っている






自由詩 微睡みの午後(改訂) Copyright ひだかたけし 2019-05-02 17:01:26
notebook Home 戻る  過去 未来