ぶらっくほーる遊び
そらの珊瑚

まばゆさに目をとじれば
暗闇となった世界に浮かんだ
円が燃え上がる
そんな遊びを繰り返していた

あれはぶらっくほーる
宇宙への入り口か出口だった

だれもかれもみんなおとなになってしまった
わたしも
尖ったまばゆさを直視できなくて

春は永遠を飛び越える
はなのかたちのまま散った
造花のかなしさをひとつ
ひろっておうちにかえる



自由詩 ぶらっくほーる遊び Copyright そらの珊瑚 2019-04-11 10:21:22縦
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