レッドツェッペリン?弾けねぇよ、そんなの。
虹村 凌

B’z?挑戦した事も無ぇよ。松本孝弘は凄ぇって。
TheBlueHearts?それなら弾けるかもな。真島昌利は大好きだ。


嘘は許さない。嘘で許してる。
嘘に泣かされて。嘘でホっとしている。



人が何かをするにあたって、最も重要なのは、「信頼」である。
人が人を選ぶ時、人が何かを誰かに任せる時、人が何かを誰かに伝える時。
これを以てして、人間関係で一番してはいけない事は、侮辱である。
ある漫画家の作品中にも同じ事が書いてあったが、これは間違いの無い事だ。
自分の友人についても、同様である。
自分の友人を侮辱する者がいるなら、俺は俺の魂を賭けて、
その豚には、然るべき報いを与えるだろう。
そして、俺も何時か、誰かに、報いを喰わされるだろう。


影で悪口を言うなら、誰にでも出来る。
影で、人を良く言える人物こそ、最高に信頼出来る人物らしい。

今、一人の男が、謂われの無い誹謗や中傷に晒されている。
俺はこれを許す事が出来ない。何故なら、俺もまた経験者であるからだ。
どんな理由であれ、その様な行為は正しいとは言えない。
たとえ、どんな理由や過去があろうとも、だ。
正面切ってその人物に喰って掛かるのが、正しい手段と言えよう。

俺は、自分の友達を非常に尊敬しているし、信用している。
彼らの為なら、命をも賭けよう。俺は彼らを愛している。
それは心から誓う事が出来る。何よりも、大切な奴等だ。
しかし、過去に一人、俺を裏切った男がいる。
彼は俺を裏切り、俺の感情をコケにして、火炙りにし、愚弄したのだ。
俺は彼を永遠に許さないし、二度と友情を感じる事は無いだろう。
だがしかし、もしも彼が目の前で殺されかけているのだとしたら、
見捨てるのは、正しい行為と言えないだろう。

俺は、裏切りや、悪意に満ちた誹謗中傷は、死を以て償うべきだと思っている。
それはその被害者の魂を侮辱する事であって、その代償は計り知れない。
もしも、その裏切りや誹謗などの行為によって、人が死んだとしたら、
彼(もしくは彼女)に明日を生きる資格は無いと思っている。
今日を生きる資格すら無いと思っている。

俺は今まで、数多くの人々を傷つけただろう。
裏切った事は無いと思っている。期待は裏切っても、信頼を裏切った事は無い。
しかし、多くの人々を傷つけた事は自覚している。
何時か、俺にもその報いを喰わされる日が来るだろう。


飛んだ高さが、高ければ高い程、落ちた時には酷い事になる。
しかし、飛んだ高さが高ければ高い程、落ちるには時間が掛かる。
俺を裏切った彼は、何時か落ちるのだろうか。
俺を貶めた彼は、何時か落ちるのだろうか。
そして、俺の友人Cを傷つけた者は、何時か落ちるのだろうか。
俺は、許す事は出来ない。
同様に、俺を許す事が出来ない人もいるだろう。


その行為に対して、同じ手段を取ったのでは、同じレベルになってしまう。
腰を落ち着かせて、腹を割って話せば、何かが分かり、何かが変わるかも知れない。
相容れないのだとしたら、その時は仕方が無い。決別以外に道は無いのだろう。
この世の中には多くの人物が居る限り、それは仕方ない事だ。
人々は決して、分かり合い、分かち合える人物ばかりじゃない。


思い出した。一度だけ、俺は人を裏切った。確かに、裏切ったのだ。
忘れていた。そんなに、昔の事じゃないのにね。酷いヤツだな、俺も。
彼女は傷つき、一週間飯が喰えなくなった。
今は、生きている。
俺も、何時か、誰かに、死をもって償わされるのだろう。
俺も、豚だったのだね。


もしも、誰かを裏切ったり、侮辱するのなら、
その償いをするべき日が来る事を、覚えておけ。
俺は、俺を裏切るのならまだしも、
俺の友人や尊敬する人を裏切り、侮辱する豚は許さない。
死を以て、償うべきだと思っている。
俺は本気だ。その為には臭い飯を喰う事も厭わない。
裏切りや、誹謗中傷は、撤回する事が出来無い。
謝ろうとも、それは既に遅い。やり直しも出来無い。


豚共に、然るべき報いを。(そして、何時の日か、俺にも。)


散文(批評随筆小説等) レッドツェッペリン?弾けねぇよ、そんなの。 Copyright 虹村 凌 2005-03-26 04:59:24
notebook Home 戻る  過去 未来
この文書は以下の文書グループに登録されています。
自由人の狂想曲