台風が近づいてる。天気予報に関心が行く。
この国では台風に号がつけられている。
他所の国では名前がつけられている。そこには隔たる文化の違いがあるだろう。

私は詩を書きたいと言うある種の病にとりつかれていた。
今のところ自然治癒の見込みはないし、どこの医者にもかかっていない。
それを専門に扱う医療施設が街の何処にもない。

台風が近づいてる。今回の台風の破壊力を過去の同様の例から引き出されていた。
今朝、インターネットの詩の掲示板を開くと管理人が注意と万全を促すコメントを出していた。

台風が近づいてる。
台風を材料に詩を一編書いて投稿するのは不謹慎かも知れないけれどどうなんだろう。
詩を書きたいと言う病にとりつかれているとそれもいたしかたないのかも知れない。

台風が近づいてる
台風が近づいてる

じんだいな被害は誰も望まない。
多少の風と雨は覚悟しても
じっと耐えて待てば
平穏無事に通り過ぎて行くだろう。

いつだってそんな生ぬるい思考に私は支配されているから
詩への依存から抜け出せないのかな。