追憶のトリガー。
うわの空。



ひぐらし、ゆうぐれ
ひと吸い、
瞑る、心を透かす
風が吹く、
酸素が供給過多になる

晴れの日、は
減ってきた
大切に見送ることができたか
花火、
馬も牛も

畳に頬を擦り付けて
線香、と半分
香りは
ガソリンの、ように

起爆、
贅沢は言わない
ただ知りたかった

素直な一筋、
いつも通り
作為的なおとなは
煙、に巻く




自由詩 追憶のトリガー。 Copyright うわの空。 2018-09-02 04:51:07
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