ENCORE
虹村 凌

All of my frienz, All of my familly.

夜の空に 六方沢からダイヴ

もし 俺の背中に翼があったら

真夜中の 暗い谷底に叩き付けられずに済むでしょう

でも 俺の背中には ハネは無い


これが 真実


出鱈目な世の中に産まれて その瞬間から自分を愛した

我慢するくらいなら 俺は不幸で構わない

それでも全てを手に入れようと 悪掻き続けるのが 俺の姿

誇りを捨てられない事は 一番険しい 茨の道だけど ね




知らない事が知りたい



月曜の朝の朝礼の 黒い山の真ん中で

細い手首を掻き切った

平日の昼のベランダで 腕に煙草を押しつけた

百の間違いの先にある

真実に近づける一つの道



全ては 自分の為に


誰かを傷つけてまで書いた詩が


本当に 輝くまで 


紡ぎ続ける


自由詩 ENCORE Copyright 虹村 凌 2005-03-24 06:34:37縦
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