過_覚_
渚鳥


光を消して過ごしました
朝に揺れる光を消して過ごしました
吐かれた煙を夜から夜へ引き継いで
アベンチュリンの若葉を
湛えた私の両目が鏡の中で溺れている


揺れているものすべてを
目を塞いで
眩しい、眩しい、眩しいと


自由詩 過_覚_ Copyright 渚鳥 2018-07-07 13:52:53
notebook Home 戻る