鳥が鳴き始めるころ
葉leaf

朝の薄い明かりとともに
四方八方から鳥が鳴き始める
少しずつ開き始めた花がある
ひっそりとひらめいた理性がある
何も残すことはない
すべてを未来へ展開していけ
鳥の鳴き声は雷雨のような
突然の自然の感動だから
開かれた眼と冴えた頭脳を携えて
人は一日の仕事を始める


自由詩 鳥が鳴き始めるころ Copyright 葉leaf 2018-06-28 02:03:58
notebook Home 戻る  過去 未来