亡 題(その二)
信天翁

あなたも 卒寿を 越してみる と
          わかりますよ
        どんなに 心身が
     屈曲してしまったか が
      青い 年代 は もう
     再来しては くれません 
          赤い 年頃も
    色あせて しまったのです
  老残とは 孤独なさみしい宿の
  仮寝なのでは ないでしょうか



自由詩  亡 題(その二) Copyright 信天翁 2018-06-20 12:15:21
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