ともだち
もっぷ

きみを書かないよ
すでに詩なのだから
きみを喩えないよ
すでに風なのだから
きみを想わないよ
、できるわけがないじゃないか
今日もみあげるよ

空の白い雲のあたり

口笛を吹きながら未だ黒いワンピース姿の
わたしはわかってる実は雲を
あの鳥の両翼に任せても
ともだちはいない
何もかもが夢で
何もかもが

ともだち
唯一無二のきみのことは
神さまからのすばらしすぎる白日の贈り物

こんなわたしにも

起こさないでほしかった
それでもきみは



自由詩 ともだち Copyright もっぷ 2018-06-12 01:03:08
notebook Home 戻る  過去 未来