ソレガミライ
秋葉竹



なにも持たなくてよい
さまよえるあのころの
忘れられない絶望さえ
むねのおくに刻み込み
あすを夢見ない現実を
わきまえているだけで
そのまま生きてゆくと
だれにすがることなく
かみにちかうことなく
さらけだしたおのれに
ただおのれのこころに
誓うという未来だけを
持つのだソレガミライ


自由詩 ソレガミライ Copyright 秋葉竹 2018-05-26 21:31:39
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