孤独と私
しょだまさし

寂しくなかった?
と問われて
なかったと言いば
嘘になるしかし
これで良かった
と強く信じられる
病気が確定するより先に
私の心が病み
人付き合いが
無くなったけれど
そうなる前の半数の
年賀状が今も届く
私は親友を半分
失ったのではなく
残された数の
全てを真友として
恵まれたのだ


自由詩 孤独と私 Copyright しょだまさし 2018-04-06 22:25:40
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