冬の恋
秋葉竹


強制をするわけじゃないのよく聞いて寝るとき横に一緒にいてよね


中央を突破するのが誉れだというんじゃなかったつらすぎる恋


目があって見える炎がチロチロと意地悪ヘビの目と舌に似て


夜明けからオレンジ色を流す空 私の裸もその色に染めてよ


冬の空 白く降りくる聖性に雑多ななやみを清めてもらった



短歌 冬の恋 Copyright 秋葉竹 2018-03-21 22:10:49
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