目を覚ましさまよう
喜びのない日々に
捧げてつかのま
息を吐く時間

世界は空っぽで
僕はその外にいる
外ってのは薄情な売春婦みたいなもので
出たり入ったりするけど
何かが生まれない場所なんだ
世界は逆さ
出たり入ったりなんて見たことない
だけど生まれ続ける
増えもしないのにずっと

近い場所に買い物に行こう
どんなところでも買えるものばかり
持ちきれないほど持って帰る
よどみが巣食う窓辺に肘をついて
それを愛していれば
今日はいい日になったろう

世界は空っぽで
僕に様々な事を強いる
空っぽの中身が複雑過ぎる
僕のものじゃないものはいらない
僕じゃないやつは知らない
僕が好きじゃなきゃ嫌いなんだ
世界は空っぽで
僕は空白を走る
過ぎる景色は燃えるようだ
僕のものじゃないものはしらない
僕じゃないやつは要らない

どこまででも
残酷になろう
空っぽの中でしか会えない友達に
そんな残光を話すんだ
過ぎる景色は燃えるよう
僕のじゃなきゃいらない
僕じゃなきゃ知らない