はじめましてのズッキーニです
どこまで理想でどこまで現実で
どこまで成してどこまで課題か
線引きできたら線の上に立って
綱渡りよろしくバランス歩きで
何かしらの向こう側に存在する
高いのか低いのか不明な次元に
果敢に飛び込んでやる次第です

ズッキーニらしさはどこへやら
あの頃のズッキーニは何処なの
そんなようなことを言われても
私は私ズッキーニはズッキーニ
持ち味を出し尽くしたんだから
それでよしとは思わない質です

世界も社会もどんどん変わって
変わらないものもあるんだとか
言う暇もないくらいに変わって
昨日の右は今日の左だとしても
私は私ズッキーニはズッキーニ
変幻自在に生きてみせますとも

ま、ズッキーニではありますが
あいつ本当はキュウリやないか
いやいやメロンかもしれんよな
いや、あいつこそズッキーニや
そんな記憶のされ方が理想です

果敢に生きるために変わるだけ
流されないために変わるんです
メロンでもキュウリでもなくて
ズッキーニですらもなくなって
自縄自縛とは無縁のスタンスで
それでも声高に宣言するんです
はじめましてのズッキーニです