金子兜太先生追悼
黒田康之


彼方迄林檎灼灼たり仏間かな

森羅山谷砂利念仏を云ふがまま

人凍てて竃の米と寝入る朝

残雪をざくざくと踏む嶺遥か

起きぬ間に雨ありたりし兜太逝く


俳句 金子兜太先生追悼 Copyright 黒田康之 2018-02-21 05:08:59縦
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