未処理
ねむのき


誰のものでもないから
太陽は落下してゆく
水草のした
めだかたちは
昼がすこしずつ濁り夜になってゆくのを
ただ
観察している

鏡のなかへ
アフリカの凧がゆっくりのぼっていくと
携帯が鳴る
わたしの顔に置かれた眼鏡
もう
すべてがどうでもいい

少年のころから
観葉植物みたいに生活してるよ
いつか
牡蠣の殻をじっと見つめていた
そのせいで
羽根が生えてきた背中


自由詩 未処理 Copyright ねむのき 2018-02-15 16:43:31縦
notebook Home 戻る