形容詞が爆発した
空丸ゆらぎ・続

そして、
形容詞が爆発した。僕は今朝、
たくさんの思い出を焼却処分した。
汗が吹き出し、手足が調和を失い、
首が噴射した。

花が咲いた。魚が泳いだ。なんでもない
ことに、いちいち大笑いした。
もうどうでもいい とは思わない。
プログラムは正確に働いている。
この街はもうずいぶん戦争をしていない。
といって、平和でもない。誰もが
武器を探し求めていた。猫が振り返った。

恵子ちゃんは、泣いた。鬼が笑ったので、
恵子ちゃんは泣いた。
そして、
形容詞が爆発した。


自由詩 形容詞が爆発した Copyright 空丸ゆらぎ・続 2018-02-10 18:17:10縦
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