足音
服部 剛

キーツが本の中から語る
細い川の流れが、視える

道を歩くわたしの影にも
細い川の流れが、視える

時代も国も
異なる二人の間を
結ぶ
ときの川のせせらぎに
耳を澄まして歩けば

会うことも無い
見知らぬ誰かの
足音が
わたしと似た歩調で
遠い明日からこちらへ歩いてくる  






自由詩 足音 Copyright 服部 剛 2018-01-25 20:18:20縦
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