鎧灯
石川湯里

私にとって
行列は
しわのようなものだった

黒く
そして蒼く
一段落のきれいだ

打ち付けられた
山肌に雪崩れる
そこが しずかだ

気になって来てみると
最後まで
深く沈みこんだ


自由詩 鎧灯 Copyright 石川湯里 2017-12-24 21:03:23
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