なにもかわらない
秋葉竹
なにかを
おおきく まちがったんだろう。
ふつうに
生きると いういみわからないなんて。
たにんとは
ちがうしあわせ のぞむこころはいやしいのか。
とおいそら
みつめつづけて 夕陽はしずむよ。
いのちって
欠ける ことあるのかなぁ。
たましい
しぬと どこへいくんだって。
ながれる雲のなみ
つきをだしたり かくしたり。
よるは
よぞらみて、
あさは
はやくおき、
みなさんにご挨拶
きそくただしくいちにちをはじめよう。
ひるま
わたしとわたしの家族のために
じゃりかんでもはたらき
やまいうちにひめかつどうする。
かてなくても
いいといいきかせる ずっとむかしからだ。
ずっとむかしからだ
ふつうに生きるといういみ わからなくて。
ひとり
そらばかり みていたのだ。
ずっとむかしからだ
ふつうに生きるといういみ わからなくて。
ひとり
土ばかり いじっていたのだ。
なにかを
おおきく まちがったんだろうか?
ふつうに
生きると いういみわからないなんて?
自由詩
なにもかわらない
Copyright
秋葉竹
2017-10-16 04:49:36