とっても小さな日々
梅昆布茶

ちいさな日々がつみかさなってもやはりちいさな日々に
蓄積や安定はたいせつなものだが固定されたくないともおもう

前進とは終焉にむかうことなのかもしれないけれど
ビージーズも人生はレースではないと優しく歌いかけているので

自分のベクトルを大切に夕方のちいさな商店街に買物にゆく
たぶん大きなものから生まれた僕たちはせせこましい哲学に汚染され

恋人とはいつも不具合が発生し
世界からはとうに見離されてしまった
素敵な孤児なのかもしれない

僕は時々歌うけれどもそれは海にむかってだったりとか
そのほうが気が楽なので風に吹かれているだけなのだろうと

スマホのアプリでも
君に接触できないかもしれないけれども
いつか宇宙空間のどこかで逢おうね

やあ。
相変わらず元気そうだねってね










自由詩 とっても小さな日々 Copyright 梅昆布茶 2017-07-29 10:57:11
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