乱太郎



不思議と書いてみる静寂な闇
完全な無は同時に底のない落とし穴
だからだろうか
誘われるように足が動く
見えないのでなくあらゆるものの内包
差し出された孤独が
標のない道を彷徨い途方に暮れる
美しく冷酷な神秘
自転する地球の半分は
異次元の宇宙に削り取られている


自由詩Copyright 乱太郎 2017-03-21 18:14:18
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