チムニー
唐草フウ

そうだなあ

ふかす
何ごとに関しても

そうだよねえ

啜る
時間をそしゃくするごとに

そういうことが増えた、

何もうまれてはいない
何もかもが産まれて、空までたちのぼっている
孔のなかに埋れている むすんだ組紐
だれかが四六時中ほって
層が崩れて
ぶつかる・・・!

(わたしの夢のなかで
高架下の電車へ飛び込んだあのひとは
いま、生きているだろう
わたしのことなど知らないで
たぶん、いっしょう)





そういうこともある

括ってしまった時
心につめたいお湯が
ともしびごとサーと勢いよく排水されてしまった













自由詩 チムニー Copyright 唐草フウ 2017-03-20 06:21:29
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