重厚な世界を軽薄にうたえ
ピッピ

わたパチが弾けるみたいに歯が抜けていった夢でも見てるんでしょう



ポエトリィ。それは真夏の横恋慕。彼は凄腕歯科技工技師



感情に色が見えるの。おこるは青。わらうも青。これは心の色ね



自殺するハミングバード。誰がその唄を聴いてた?彼女はいつも



テロップに北海道って出ただけではしゃぎすぎだよホッキョクグマは



金縛り、それは筋肉の為業って、だから怖くな、怖くないから



ビーッビーッかんじをまちがえておりますあなた、こゆうめいしってしらないの



空を染めソメイヨシノを前にしてウィルキンソンは蒼すぎたかも



どうしよう。おしっこが出なくなっちゃった。フランケンシュタインになりたくない。



カレンダーの黒い数字がこわいのね。今すぐ真っ赤に塗ってあげるね



君は今、三十一文字の小説を読んでおります。(二十四文字)



しーちきんがいいっていった!梅干しのおにぎりはふとそんな味する


短歌 重厚な世界を軽薄にうたえ Copyright ピッピ 2017-03-02 13:36:31
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