白梅
あおば


私たちはいつまでも春の光を浴びて輝いていたい
白梅をそういう顔をして私たちを眺めている

そんなことはけっして適わないことだけど
緋毛氈に座りにぎやかな白梅を眺め
屈託なく笑いおしゃべりをしていると
なんだか永遠を信じたくなります

そうでしょう、だから、いつまでも
仲の良いお友達でいたいわね
白梅はそういう顔をして私たちを眺めている




自由詩 白梅 Copyright あおば 2005-03-07 01:11:34
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