命の歌。。。(一発芸シリーズその1)
梅昆布茶

         僕の日記に焼き付けられたきみの刻印
空は犯罪的に青い

    あたりには哀しみの歌が満ち溢れ    
  天使の微笑み                    人生はいつしか遠近法の森のなかに
                      呑み込まれてゆく
             ツインテールのきみは
       やけに子供っぽくって
      窓からは          いつか言葉で絵画を描きたいと思っている
地の涯や  
海が遥かに望める             レヴィストロースの悲しき熱帯を読みたまえ

それを求めるミツバチのはばたき
そんなものだとも想う
                詩は原理ではない
しごく単純な結論と
                それを求めるミツバチのはばたき
そんなものだとも想う

生活は韻をふんでここちよい
                     踏み外してちょっと迷う
でもいいんだそれくらいは

いつも想うのは
                     空を見上げて言葉がちがう

あたりまえなんだ
                     それぞれの生命なんだからなあ
大雨洪水注意報
           彼女に涙を流させてはいけない
      そのあとですごく経費がかかるから

落雷警報
                 電気ショックで何かが復旧するとは想わない方がいい
普通のひとは死ぬ


自由詩 命の歌。。。(一発芸シリーズその1) Copyright 梅昆布茶 2016-07-18 13:01:30
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