君と話したい
梅昆布茶

ジムで軽く汗を流した後でも
僕は特別な人にはならない

僕の専門はロックだが
知性に裏打ちされた感性で生きてゆきたいと
思っている

ジョーきみに言いたいんだ
書を捨てて街に出よう

ひとは何時かは経験値に挑戦するものだ
僕も例外ではない

僕はいつも何かを伝えることを忘れちまって
つい自分の乗りを強制したり

だからみんな逃げてゆく
そんなことはもうこりごりなんで

革命は望まないが
いつも僕の前にはハイアーグラウンドが
待っている訳なんだ

誰もひとりでは生きられないが
誰かと死ぬことは出来ない

だからこそ

今きみと話し続けたいと思うのだ


自由詩 君と話したい Copyright 梅昆布茶 2016-07-05 00:58:50
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