焦がれ
縷々流 縷々




少年は足裏を焦がして
靴はいつの日か隠して埋めた
角質、角質、カクシツ
玄関の隅に置いた革靴は
フローラルの香り
白い角質、剥いで
焦げ臭くなるために、外へ出る




自由詩 焦がれ Copyright 縷々流 縷々 2016-05-21 02:10:24
notebook Home 戻る  過去 未来