とっても素敵な世界へ
梅昆布茶

おなかの小魚はときどき小ちゃな声で鳴くたいせつな奴だ

電子ジャーの独り言を翻訳しながら夜が明ける

痛みっていつも友達だったなこれからもよろしくな

僕の休日は病院に奪われてディスカウントの爆買いで凌ぐ

展開しないアドリブワークの次なるキーを模索中の札がさがる

反社会的ということは犯罪ではなくふわっと浮かんだこころのありかたなのかもしれない

ジャンヌダルクがサウスポーだったなんてだれも教えてくれなかった

恋する若い娘達よそんな君たちが好きだあまりにも戸惑いが美しいんだもの

渋谷25時 歌舞伎町あさの6時 代官山のクラブハウスが燃える

さば缶いわし缶 価値観に拘束されない そんな缶づめで ありたいとおもう


短歌 とっても素敵な世界へ Copyright 梅昆布茶 2016-03-07 22:16:13
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