ひだまりだまりねこねころがり
さわ田マヨネ

ひかりがすこしこだましている。どこかとおくへいきたいとおもう。気ままでぜんぜんいいんだけど、おいしいおもいもしてみたい。ひとりでしおひがりとかしたい。ただとおくへといきたかった。いっそねてしまえばいいんかもって、そういうもんだったんでしょうか。


なみはゆったり、やさいせいかつひゃくのむらさき、よくのんでいました、だからからだはじょうぶです、すなを吐いたらたべごろで、きみにはむき身をつくってほしい、しんくうパックの夢ものがたり、どだいは石づきで、すててもよかったんだけど、ベッドはきみのかたちによくあっている、ぼくたちはきもちふあんていだ、できたてのうめたてちをふみしめたとき、なにかいけないことをしてるみたいで、みんなはドキドキしていた、おぼえています、すてちゃってもいいんだけど、かぜが強かった今日のこと、テストケースにいれていいよね、はるいちばんはむこうぎしまでとどきましたか、あの日の雨はこぶりでしたね、小さめこさめのメロン、淡くなっていく、こぼさないでね、いつか交互におかえりを、いまひかりはこだましていて、今日はおそくまでかかりそうです


自由詩 ひだまりだまりねこねころがり Copyright さわ田マヨネ 2016-02-25 23:26:25
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