奈落
梅昆布茶

堕ち続ける夢をみるのはこれがはじめてでもない
ときどき浮遊する夢もみるが
たいがいは堕ちている

奈落に底が在るとしたらいつそこにたどりつけるのか

それとも俺は横方向に無限に移動しているのかもしれない
でもおそらく死んでも天にのぼることはないだろうとおもう


自由詩 奈落 Copyright 梅昆布茶 2015-08-16 21:03:58
notebook Home 戻る  過去 未来