きっとたくさんの七夕があるだろうけれど
水鳴ハヤテ

星野ない夜などなくて祈ることない夜もなくて 雨、雨が降る



短冊に幼い文字は連ねられもう届かない夏の日がある



欲望と祈りの区別がつかぬまま声に出さない笹の葉、さらさら





短歌 きっとたくさんの七夕があるだろうけれど Copyright 水鳴ハヤテ 2015-07-06 23:01:31
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