陽だまりを仰ぐ
朝焼彩茜色

空は曇ったり晴れたりしている

けれど

心はその奥は

透明で彩って染まって 穏やかに陽だまりが続いている

この世界で小さく大きく

囁いたり 叫んだり

時の流れは愛そのものと 想いながら思える

命と縁と運命と宿る命

両腕を拓き私こそ愛をあげる

抱きしめて

悲しみと寂しさを溶かして癒して 佇みをこの世で止めない

愛を数える指は 手と手を繋いだ時に無数に舞い上がる翼

愛される愛と愛する愛

三千世界に燦を凪の景色の中に刹那を留める

記憶を魂に刻んでゆきたい

穏やかに陽だまりが続いている

あの世が降りて来たみたいに陽だまりが続いている

否定のなく誕生した

時を抱きしめて愛してゆく

今日も


自由詩 陽だまりを仰ぐ Copyright 朝焼彩茜色 2014-11-27 14:13:55
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