今日というちっちゃな宇宙へ
梅昆布茶
表現し伝達する手や足と震える唇
バンドマン歌ってよこの夜の深さと哀しみを
いくつの星がうまれて流れていったのだろう
音韻学的なぼくらの言葉の航続距離は?
アクセサリーみたいに飾り付けた要らないものを
どこかで捨てなければならない
永くも短くもない一瞬の生というきらめきを
ちょっこっとずつ切り取った日常
ぼくたちのちっぽけな脳にいっとき集約された
自分で感覚した宇宙を綜合し分析したって
何かには永遠に追いつかないのだろう
そうすぐとなりに居る君にさえ追いつけやしない
酸っぱいトマト
ちょっと萎びたレタスを載せスライスきゅうりと
ハムとチーズをのせてオープンサンドで噛み締める
そんな毎日を生きてゆこうとおもう
自由詩
今日というちっちゃな宇宙へ
Copyright
梅昆布茶
2014-10-03 00:22:34